Freeユニバース唐揚げ、最高金賞 初の快挙、北日本スーパー総菜部門
日本唐揚協会(東京)が主催する「第14回からあげグランプリ」の北日本スーパー総菜部門で、ユニバース(八戸市)が地元食材にこだわって開発した「八のちから!ユニバのから揚げ~ふるさとへの贈り物~」が最高金賞に輝いた。同社初の快挙に、第一商品部デリカ部門の本間康之部門長は「これまでで一番の唐揚げ。地域の皆さんに支えられてできた商品なので感謝したい」と喜びを語った。
同グランプリは2010年から毎年開催され、同社は4年連続の出場。書類選考を経て、審査員が味や衣、量などの6項目で審査した。
商品は、鶏のむね肉を八戸産の煮干しを使った出汁で味付けして減塩にも取り組んだ。衣に青森県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」を使用したところ甘みが出たほか、下味に八戸酒造「八仙」の酒粕を使ったことで味がまとまり、冷めても柔らかく仕上がったという。価格は100グラム当たり税込み214円で、ユニバースの全57店舗で販売中。
本間部門長は「ぜひ食べていただいてお客さまが笑顔になってほしい。もっとおいしい唐揚げを作って2年連続で最高金賞を取りたい」と話した。
県内では、このほか同部門で紅屋商事(青森市)とマエダ(むつ市)が金賞を受賞した。