Free朝のニュースダイジェスト(4月14日)

【六戸町で火災、焼け跡から5人の遺体】
 13日午前1時ごろ、六戸町犬落瀬、左官業男性方から出火、木造2階建て住宅や敷地内の小屋、車庫など計約485平方メートルを全焼し、焼け跡から性別不明の5人の遺体が見つかった。男性の妻(67)や義母(88)、次女(39)、孫の女児(9)の4人の行方が分かっていない。他の家族は無事で、残る1人は家人でない。青森県警は遺体を司法解剖し、身元の特定を急ぐ。一方、燃え方が激しいことから、何者かが可燃性の液体などをまいて放火した可能性があるとみて捜査。家族以外の人物が関与した疑いもあり、放火殺人を視野に調べている。

 【カブ・マルシェ江陽店がオープン】
 青森県内を中心にスーパーなどを展開する紅屋商事(青森市)は13日、八戸市江陽2丁目に「カブ・マルシェ江陽店」をオープンした。初日は開店前から多くの市民らが並び、店内はにぎわいを見せた。

 【むつ市長選は保守分裂の一騎打ちの公算】
 16日告示、23日投開票のむつ市長選は、いずれも前青森県議の山本知也(40)、菊池憲太郎(54)両氏による保守分裂の一騎打ちとなる公算が高い。前哨戦に位置づけられた9日投開票の県議選むつ市選挙区では、山本氏が支援した3人が議席を独占。軍配は山本氏に上がった格好だが、両氏を支持する市議や経済関係者は引き続き真っ二つに割れている。前市長で青森県知事選に立候補する宮下宗一郎氏(43)の動向も焦点。政争は熱を帯びる一方だが、地域振興などの課題を巡る政策論争は深まっていない。

 【三内丸山遺跡で「環状配石墓」を整備】
 世界文化遺産の「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である、青森市の三内丸山遺跡で13日、新たに整備した「環状配石墓」などが報道陣に公開された。発掘調査で得られた情報を基に、縄文時代の墓を再現しており、観光客や修学旅行生らの注目を集めそうだ。

 【八戸酒造がクラフト酒を14日発売】八戸酒造(駒井庄三郎社長)は青森県産ホップを使ったクラフト酒「8000BREWING」を14日に発売する。こうじの酸味とホップの苦みを生かした「HAZY IPA」と、モモ、リンゴ果汁を加えた「JUICY IPA」の2種類を用意。同社は「自由な発想で造った酒を幅広い層に楽しんでもらいたい」としている。

 
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