Free朝のニュースダイジェスト(4月12日)

【青森県内、桜満開に】
 青森県内は11日、初夏を思わせるような陽気に。満開となった桜が華やかに競演した。県内各地の日中の最高気温は八戸22・4度、三戸21・8度、十和田21度など。全域で5月上旬から7月上旬並となった。早咲きのソメイヨシノは彩りを深め、咲き誇る桜で街、山、里は春一色に。八戸公園や十和田市の官庁街、三戸町の城山公園などでは多くの人が花見を楽しんだ。

 【青森県内、死者伴う火災相次ぐ】
 今年に入り、青森県内で死者を伴う火災が相次いでいる。中でも八戸消防本部管内は1月からの3カ月間で5人が犠牲となり、既に昨年1年間の死者数4人を上回った。けが人も12人で昨年1年間より1人多い。犠牲者のうち4人が65歳以上の高齢者だ。空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期に合わせ、関係機関は16日まで県内全域で春の火災予防運動を展開し注意を呼びかけている。

 【中央会問題、対立に一区切り】
 昨年3月に青森県農協中央会の臨時総会で行われた役員改選の決議が定款違反だとして、八戸農協など県南4農協が総会決議の不存在の確認と取り消しを求めた民事訴訟で、青森地裁に請求を棄却された原告の県南4農協は11日、控訴しないと明らかにした。これにより、2020年から続いた中央会人事を巡る対立に一区切り付く見通し。

 【5美術館が参画、「Go缶」販売】
 青森県内の公立美術館で構成する「青森アートミュージアム5館連携協議会」と県は5館の周遊チケットと特製トートバッグがセットになった「Go缶」を販売している。100個限定で、チケットの利用期間は15日~7月15日。

 【4年ぶりに総合開会式】
 青森県高体連は11日、青森市内で春季評議員会を開き、2023年度の大会日程を決めた。県高校総体は6月2~5日を主会期とし、先行開催の9競技を含む35競技で熱戦を繰り広げる。新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた総合開会式は、19年以来4年ぶりに開催する。

 
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