Free新設歩道で登校時に街頭活動/久慈・小久慈

拡張された市道(右奥)を通って登校してきた児童(手前左)
拡張された市道(右奥)を通って登校してきた児童(手前左)

久慈市が通学路の安全確保のため、小久慈地区で進めていた歩道整備を含む市道拡幅が終了した。11日は関係者が現地で街頭活動を行い、新学期に胸を膨らませる児童生徒の登校状況を見守った。

 市が2017~22年度の5カ年で約1850億円を投じて整備したのは、市立小久慈小の近くにある「通学橋」から小久慈小に向かう総延長80・8メートルの区間。

 かつては道幅6メートルでほぼ車道だったが、整備後は車道6・5メートル、歩道2・5メートルとなり、歩道を含めて約3メートル拡張された。道路脇の草木も見通しを改善するために撤去した。

 11日朝、地元交通安全団体関係者や保護者、遠藤譲一市長らが見守る中、小中学生が元気に登校していた。遠藤市長は「交通安全対策上、大きな整備が終わって良かった。子どもたちが事故なく登下校してもらえればうれしい」と話した。 

 
お気に入り登録