青森県内の多くの小中学校で７日、入学式が行われた。各小学校では、真新しいランドセルを背負った新入児童が家族に連れられて校門をくぐり、これから始まる学校生活に期待で胸を膨らませた。

　県教委教職員課によると、本年度の公立校の新入生は小学校８２９５人、中学校９１４８人。

　八戸市立多賀小では、新１年生１３人が入学。式典では保護者や在校生が見守る中、元気に入場した。安田俊彦校長は「元気にあいさつと返事をして、話を良く聞こう。そして命を大切にしてほしい」とあいさつ。新入生代表の木村咲心（さら）さんは「毎日頑張って学校に来ます」と宣言した。

　式典後は教室に戻り、担任と学校での過ごし方などを確認。玄関前で記念写真を撮影し、家族やクラスメートと笑顔で帰路についた。