Free朝のニュースダイジェスト(4月4日)

【八戸港で秋田の業者が鮮魚販売】
 秋田県の男鹿半島沖で定置網漁を手掛ける瑶光水産(同県男鹿市)が今季、八戸港で鮮魚の販売を行う。魚価低迷で経営が揺らぐ中、水産基地・八戸の市場に販路拡大と魚価向上による収入増を求めた。地元漁船以外から鮮魚を集める今回の取り組みは水産物の安定供給につながり、関連業者への波及効果も期待できる。

 【三戸でクラフトビール造り進む】
 三戸町で、クラフトビール造りが進んでいる。町地域おこし協力隊員の米澤雅貴さんが2022年からビールの原料となるホップ栽培に取り組み、これまでに試作品第1弾「興(おこし)」が完成。今後はホップの収量増とビールの製品化を進めるほか、提供店舗や醸造所の開設も見据える。

 【県議選八戸選挙区、政党対決の様相】
 定数8に現新10人が立候補した青森県議選八戸市選挙区は自民、立憲民主、公明、共産、国民民主の5政党が公認・推薦候補を立てた政党対決の様相が強まっている。4人が名乗りを上げた県政与党の自民と、3人を擁立して勢力拡大を目指す立民による争いが軸。新人に交代した公明と共産は、組織を挙げて議席の死守に懸命だ。

 【官公庁で新年度業務スタート】
 官公庁で2023年度の業務がスタートした3日、青森、岩手両県庁や八戸市庁では各首長が幹部職員らに訓示を行った。新型コロナウイルスの影響を受けた経済回復やデジタル化の推進といった政策課題を前に「チャレンジしてほしい」と奮起を促した。

 【弘前市の「ホテルニューキャッスル破産へ】
 弘前市の「ホテルニューキャッスル」は3日、青森地裁弘前支部から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。民間信用調査会社の東京商工リサーチ青森支店によると、負債総額は2022年12月期末時点で約7億8600万円。

 
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