Free世界初!? 美術館内で3x3 八戸ダイム、市美で激戦
八戸市美術館のジャイアントルーム特設コートで26日、3人制バスケットボール「3x3」のエキシビションマッチ「八戸ダイムカップ」が行われた。市民ら約200人が観戦し、アート空間で繰り広げられる激戦に熱視線を送った。
プロチーム「八戸ダイム」の主催で、2020年11月以来の開催。3x3の普及促進を目的としたイベントで、美術館では初めて行った。
この日は、八戸学院光星高チアリーディング部「ラスターズ」と小学生のチアリーディングチーム「リングス」によるダンスで幕開け。八戸ダイムの杉山直也会長は「美術館の中にコートを敷いた例はなく、世界初の企画と自負している。3x3の良さを知ってほしい」とあいさつした。
試合は、八戸ダイム、東京ダイム、仙台市を拠点に活動する仙台エアジョーカーの3チームで争った。八戸ダイムは決勝進出を逃したが、沢頭智弘選手、宮越康槙選手、ビリシベ実会選手らが迫力あるプレーを見せ、観衆からは大きな拍手や手拍子が送られた。
初めて観戦したという南部町の会社役員蛯名義明さん(45)は「コートが近くて臨場感があったし、スピードがあって面白かった。美術館に足を運ぶきっかけにもなった」と話した。
3人制バスケのプロリーグ「3x3プレミア」で「EASTERNカンファレンス」に所属する八戸ダイムは今季、5月21日に東京都ワテラスで第1節に臨む。6月24日には、フラット八戸で第5節のホーム戦が行われる。