Freeあ、懐かしい「さば味噌煮」 コラボ定食「かぶーにゃ」に登場/八戸
八戸市の蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」は27日から、同市の水産加工会社「武輪水産」の商品とコラボレーションした定食「昔ながらのさば味噌(みそ)煮定食」の提供を始める。関係者は「地元の加工業者が手がけた味として観光客の旅の思い出になれば」とPRする。
定食は、武輪水産が水産庁の補助事業を活用して立ち上げた新ブランド「八戸たけわ食堂」の新商品「昔ながらのさば味噌煮」を使用する。ほかの食材も地元産にこだわり、白米は青森県産ブランド米「青天の霹靂」、小鉢やみそ汁の具材には八戸近海で取れた海藻類などを活用する予定。
23日は、事業の伴走支援者として新商品開発や販路拡大をサポートした八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)VISITはちのへが、かぶーにゃで試食会を開催。熊谷雄一市長が試食し「本格的で、懐かしい味わい」と絶賛した。
武輪水産営業部の出河浩聡部長は取材に「観光客の方などに八戸の味、武輪水産の味を楽しんでほしい」と呼びかけた。
1食980円(税込み)で、1日5食限定。27日は午前11時から注文を受け付ける。