Freeフクジュソウもお目覚め 6日は啓蟄/八戸
6日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりをしていた虫が地中から出る頃とされる。八戸市の種差天然芝生地では、花期を迎えたフクジュソウの鮮やかな黄色い花が一角を彩っている。
フクジュソウの花は通常、夜間は閉じており、日が昇って気温が上がるとともに開き出す。
一日を通して好天に恵まれた5日、芝生地には散歩をしながら眺めたり、写真や動画を撮ったりする人たちの姿が見られた。両親と妹の家族4人で訪れた、市立吹上小学3年の玉樹ゆかりさん(9)は「丸くて小さい花がきれい」と笑顔だった。
種差海岸インフォメーションセンターによると、本格的に咲き始めたのは2月下旬から。フクジュソウが広がる斜面はぬかるんでいることが多く、「足元に注意し、誤って踏んだりしないよう静かにめでてほしい」と呼びかけている。