３日は桃の節句。八戸市本徒士町の国登録有形文化財「更上閣」では、子どもたちの健やかな成長と将来の幸せを願うたくさんのひな人形などが飾られ、華やかな雰囲気に包まれている。

　三八五交通（同市）が主催する「第１４回ひなまつり展」。会場では、江戸時代以降に作られたひな人形約３３０体のほか、１００個以上の鮮やかなつるし飾りを展示している。

　２日に母親と訪れた慶長華和（はの）ちゃん（６）と妹の環來（わこ）ちゃん（３）は、着物姿でひな祭りを満喫。華和ちゃんは「ひな人形がいっぱい集まっていてすごい」、環來ちゃんは「（着物を着れて）楽しかった」とうれしそうに話していた。

　２１日までで時間は午前９時～午後４時。３日と土日祝日は子ども着付け体験を開催。土、日曜はおひなさま折り紙コーナーを設ける。４、１２日はつるし飾り作りのワークショップを開く。

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