Free明るい未来へ マスクなしで晴れ舞台 青森県内高校で卒業式
青森県内の多くの高校で1日、卒業式が開かれた。コロナ禍でマスク生活を強いられた中、卒業式では着用しないのが基本―との国の通知を受け、会場ではマスクを外して堂々と入場する卒業生の姿も。友人や恩師との別れを惜しみながら、明るい未来に向かって学びやを巣立った。
このうち、県立八戸高(谷地村克久校長)では、卒業生236人が門出を迎えた。入退場や卒業証書の授与はマスクなしで実施したほか、2年生とともに校歌を斉唱するなど、新型コロナウイルス流行前に近い形で開催した。
式典で谷地村校長は「目標に向かって、目指す道を歩んでほしい」と激励。卒業生を代表し、當麻敬誉さんが「日常のささいな思い出全てが宝物。それぞれの道に歩み出すが、“八高魂”を持って努力し続ける」と決意を述べた。
県教委などによると、この日は県立57校、私立9校で卒業式が行われた。