Free週間ダイジェスト(2月19~25日)

▽推薦候補、決定先送り
 6月4日投開票の青森県知事選で、自民党県連は19日、青森市で総務会を開いた。11日の選考委員会の決定を踏まえ、青森市長の小野寺晃彦氏(47)を推薦候補とする方針について協議したが結論には至らず、決定を持ち越した。決定は3月に先送りになる公算となった。

 ▽青森県予算案7384億円
 青森県は20日、2023年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度比0・7%増の7384億円で、5年連続の増額となった。新型コロナウイルスなどの影響で疲弊した地域経済や県民生活の再生を後押ししながら、各分野でデジタル化を推進し、新たな社会構造の構築に取り組む。

 ▽全日制0・95倍、過去最低
 青森県教委は21日、2023年度県立高校入試の出願状況を発表した。全日制は募集人員7245人に対し、6853人が出願。出願倍率は過去最低だった前年度を0・04ポイント下回る0・95倍となった。1倍を切るのは2年連続。

 ▽達増氏、5選出馬を表明
 9月10日の任期満了に伴う岩手県知事選で、現職の達増拓也氏(58)は22日の県議会定例会代表質問で、5選出馬を表明した。知事選では、自民党が全面支援する前県議千葉絢子氏(44)が既に出馬を表明。立憲民主党などが支持する達増氏が態度を明らかにしたことで、与野党対決が確定的となった。

 ▽山本県議、むつ市長選出馬へ
 自民党青森県議の山本知也氏(40)は23日、宮下宗一郎むつ市長の辞職に伴う市長選に立候補する考えを明らかにした。取材に対し「これまでの経験を生かし、宮下市長の軌跡を引き継ぎ、発展させたい」と強調した。県議を辞職し、無所属で出馬する意向。

 ▽祖国での恐怖体験振り返る
 ロシアのウクライナ侵攻開始から1年。南部町で避難生活を送るテチアナさんは、祖国で味わった恐怖をまざまざと振り返る。ミサイル攻撃を避け、長い期間、寒い地下で過ごしていたという。24日に会見したテチアナさんは、「戦争はとても悪いこと」と一日も早い終戦を願い、望郷の念を募らせた。

 ▽むつ市長選、菊池県議が立候補へ
 自民党青森県議の菊池憲太郎氏(54)は24日、現職宮下宗一郎氏の辞職に伴う市長選に無所属で立候補すると表明した。菊池氏は「宮下市政の先進的かつ効果的な取り組みはしっかり継承し、県議を3期12年間務めてきた経験を生かしたい」と強調した。

 
お気に入り登録