Free【F16タンク投棄】情報迅速に 米軍に重ねて要請 三沢市、市議会と連名で
米軍三沢基地所属のF16戦闘機が15日に青森県沖の太平洋に燃料タンクを投棄した問題で、三沢市と市議会は21日、同基地にトラブルの原因究明と迅速な情報提供の徹底を要請した。市によると、米軍側から「次回からは速やかに情報提供したい」と回答があったという。
米軍側に対して市は、17日に「市基地安全対策連絡調整会議」(議長・米田光一郎副市長)として要請文を提出している。市議会と連名での文書を改めて出すことで迅速な情報提供を重ねて求めた格好だ。
市政策部の山﨑徹部長と堀光雄議長が基地を訪れ、第35戦闘航空団副司令官のティモシー・マーフィー大佐に文書を手渡した。山﨑部長によると、マーフィー大佐は速やかな情報提供に加え、市との友好関係を引き続き強固なものにしたい―との意向を示したという。
続いて三沢防衛事務所に衛藤剛所長を訪ね、米軍側に迅速な対応を働きかけるよう求める東北防衛局長宛ての要請文を提出した。
八戸市も米軍三沢基地司令官と同防衛局長宛てに、再発防止策を講じることなどを求めた。