Free生徒考案の会席メニュー採用 千葉高と割烹萬鱗がコラボ
八戸市の割烹(かっぽう)萬鱗は21日から、千葉学園高(岡本潤子校長)とコラボレーションした花会席の提供を開始する。同校生徒が考案した献立2品が採用されており、若者らしい自由な発想が日本料理に花を添えている。
コラボは本年度から実施しており3回目。同校調理科の1~3年生からオリジナルメニューを募り、萬鱗の料理人が仕上げる形を取っている。今回は多数のアイデアの中から、3年の長根幸恵さん(18)の「香ばし春待ちがんもどき」、1年の泉山爽奈(そな)さん(16)の「ナマコの名残雪風にこごり」が採用された。
8日に試食会が行われ、2人が自身のメニューを含んだ料理を試食。長根さんは「大根おろしの白が美しく、試作よりもがんもどきが軟らかい」とにっこり。泉山さんは「ソースが私の調理したものよりも、リンゴの甘みが利いていておいしい」とプロの仕上げに驚いていた。
花会席はランチ時間のみで、価格は4500円(税込み)。3月末まで提供する。問い合わせは萬鱗=電話0178(24)1021=へ。