Freeえんぶりも被写体に 韓国の写真家チョ氏が来青

青森県南地方での撮影を前に三村申吾知事(右)と懇談するチョ・セヒョン氏=17日、県庁
青森県南地方での撮影を前に三村申吾知事(右)と懇談するチョ・セヒョン氏=17日、県庁

青森県の魅力を海外に発信する「青森グローバルアンバサダー」に任命されている韓国の写真家チョ・セヒョン氏が17日、冬の県南地方を撮影するために来青した。19日まで滞在し、八戸えんぶりや陸奥湊駅前朝市、十和田市現代美術館などを撮る予定。初日は県庁などを訪れ、三村申吾知事に抱負を語った。

 チョ氏は韓国を代表する人物写真家。2013年から県と交流が始まり、18年にアンバサダーに任命された。県内の魅力を作品として発信するだけでなく、青少年の写真教育や文化交流にも力を入れている。

 今回、チョ氏は韓国メディアの記者らと来県。滞在期間中は八戸、十和田、三沢の3市を巡るという。作品は今後、県のPRなどに活用される。

 県庁で三村知事と対談したチョ氏は「青森は第二の故郷だと思っている。残りの人生を青森のために尽くしたい」と強調。

 三村知事は「人の一番輝いている瞬間を撮るチョさんの作品が大好き。えんぶりなど春の訪れを感じてほしい」と期待を込めた。

 
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