Free平年並みか、やや少ない見通し 青森県内、23年スギ花粉飛散予測

青森県花粉情報研究会は15日、今年のスギ花粉飛散予測を発表した。県内では平年並みか、やや少ない見通し。

 研究会が昨秋、花粉を飛散させる雄花の着生状況を調査した結果、県南地方は八戸市が平年比88%、むつ市が77%となっている。

 八戸市の予測飛散数は1平方センチメートル当たり7500~1万個で、昨年の飛散数1万5858個より少なくなる見通し。昨年5553個だったむつ市は1千~2千個の見込み。

 今冬は気温が低めで推移し、飛散開始日は3月後半となる可能性が高い。

 研究会は早期に治療を始めることで花粉シーズンを比較的楽に乗り切ることができるとし、症状が強く出る人には免疫療法や注射治療の検討も呼びかけている。

 地域別の飛散状況の詳細は研究会のホームページに掲載している。

 
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