Free国交、総務省に除排雪経費支援など要望/青森県と市長会、町村会

吉岡幹夫技監(中央左)に要望書を手渡す三村申吾知事(同右)ら=13日、国土交通省
吉岡幹夫技監(中央左)に要望書を手渡す三村申吾知事(同右)ら=13日、国土交通省

青森県の三村申吾知事と県市長会長の小野寺晃彦青森市長、県町村会長の船橋茂久平内町長は13日、国土交通省で吉岡幹夫技監と面会し、今冬の除排雪経費支援や下北半島縦貫道路の整備促進を要望した。

 除排雪を巡っては労務単価や燃油価格などの上昇が影響し、県が提出した要望書で「過去最大となった昨年度の約64億円を超える勢い」と負担増への懸念を伝えた。下北縦貫道については、事業中の区間で用地取得が順調に進んでいることを受け、今国会で審議中の新年度予算案での重点配分を求めた。

 非公開の懇談後、三村知事は道路整備に関して吉岡氏が「いち早くつながることが大事。しっかり検討する」と前向きに応じたことを明らかにした。

 国交省に先立ち訪れた総務省では内藤尚志総務審議官と面会。除排雪経費のほか、三沢市で昨年末に発生した高病原性鳥インフルエンザの対応経費支援などに関して特別交付税による支援を要望した。内藤氏は「しっかり財源保証をしていきたい」と応じたという。

 
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