Free豆まき再開、夢中でキャッチ 呑香稲荷神社で節分祭/二戸

多くの子どもたちが楽しんだ豆まき
多くの子どもたちが楽しんだ豆まき

二戸市の呑香(とんこう)稲荷神社で5日、3年ぶりに節分祭が開かれた。景品が当たるくじ付きの豆まきが境内で行われ、来場した多くの家族連れが楽しんだ。

 節分祭はしばらく途絶えた時期があったが、2018年に約50年ぶりに復活した。21年以降は新型コロナ禍の影響で開けず、今年から再開した。

 豆まきは3回に分けて行った。参加者を小学生以下に限定した回には、地元のゆるキャラ「浄法寺のねこ」や、市地域おこし協力隊の猿楽さんらが登場し、神楽殿から豆をまいた。子どもたちは「こっちにも」「取れた」と声を上げながら夢中でキャッチした。

 このほか、神楽殿では伝統の神代神楽の奉納や、地元の小中学生合唱団「カシオペア・キッズクワイヤー」の歌などが披露された。境内を巡りながら神社や地域にちなんだクイズに挑戦する謎解きイベントも人気を集めた。

 市立福岡小1年の出堀愛花さんは「豆まきは周りに子どもがたくさんいたけど、頑張って取れたよ」と笑顔。神社の小保内威彦(あきひこ)宮司(42)は「天気に恵まれ、コロナ禍の前と同じくらいの人出で盛り上がった」と話した。

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