Free60年余の“郷土愛”ずらり 柴田さん(一戸)盛岡で作品展
一戸町のグラフィックデザイナー柴田外男さん(82)の作品展が4日、盛岡市のいわて県民情報交流センター「アイーナ」5階のギャラリーアイーナで始まった。60年余にわたる柴田さんの活動から生まれた、古里・岩手の魅力にこだわったデザインポスターなど作品の数々が、来場者を楽しませている。12日まで。
有志による柴田外男展実行委員会(大平直人委員長)の主催。柴田さんの作品を岩手県内外の人たちに知ってもらおうと企画した。
自然や古い建造物、民具など県内各地の魅力を、温かみのあるイラストや切り絵のような印象を受ける文字で表現したポスターのほか、一戸町の郷土芸能を描いた水彩画など、郷土愛あふれる作品計176点を紹介している。
柴田さんは「作品を通じて、古里の魅力を再発見したり、懐かしさを感じたりしてほしい」と来場を呼びかける。
入場無料。時間は午前9時~午後5時(最終日は同3時)。