３日は節分。八戸市内の幼稚園などでは２日、一足早く豆まきが行われ、園児たちが力いっぱい豆を投げて鬼を追い払い、この一年の健康を祈った。

　子どもたちに節分の伝統行事を楽しんでもらおう―と、同市の八食センターが「鬼の出前」イベントとして例年この時期に実施。この日は市内の３園を訪問した。

　このうち、同市是川１丁目の認定こども園マリアンハウス幼稚園（柳町勝司園長）では、４～６歳の園児６７人が参加。

　目の前に赤鬼と青鬼が登場すると、子どもたちは「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせ、元気いっぱいに豆を投げて鬼を退治。中には驚いて泣き出す子もいたものの、最後は、鬼と触れ合うなどして“仲直り”していた。

　西山未桜ちゃん（６）は「怖かったけど大声を出して豆を投げられた。恵方巻きを食べるのも楽しみ」と笑顔だった。

　鬼の出前は、３日も市内３園で行われる。