Free国立劇場で摺り躍動 八戸・大久保えんぶり組、「祭りの四季」出演

国立劇場の舞台で堂々と舞う大久保えんぶり組(提供・国立劇場、撮影・二階堂健)
国立劇場の舞台で堂々と舞う大久保えんぶり組(提供・国立劇場、撮影・二階堂健)

国重要無形民俗文化財の八戸えんぶりが、国立劇場(東京都千代田区)で開かれた民俗芸能公演「祭りの四季」に出演した。代表して披露した、大久保えんぶり組(八戸市)の大館恒夫代表は「えんぶりに光を当ててくれてうれしい」と感謝の気持ちを強くしている。

 21日に行われた公演は、建て替えのため10月末にいったん閉場する同劇場の「初代国立劇場さよなら公演」の一環。民俗芸能の豊かさを春夏秋冬で表現する企画で、えんぶりは「冬」を担当した。

 大久保えんぶり組によると、本番では小学生から大人まで計30人のメンバーが、約35分間にわたって摺(す)りや祝福芸を披露。メンバーは気合を入れて臨み、終了後は大きな拍手がわき起こったという。

 大館代表は「子どもたちも大きな声が出ていた。由緒ある建物で披露でき光栄だった」と胸を張った。

………………………………………

※地域のニュースはデーリー東北で。まずはアプリをダウンロードしてお試しください。無料コンテンツもたくさんあります。
https://www.daily-tohoku.news/user-guide-app

 
お気に入り登録