Free冬季誘客、首都圏でスタート 青森県がイベント、JR東物産展も
青森県が首都圏のJR主要駅で実施する冬季誘客プロモーションが8日、東京・上野駅で始まった。昨夏の大雨で被災した五能線の沿線地域をPRするイベントやJR東日本グループによる物産展が開かれ、連休の駅利用者らでにぎわっている。
誘客プロモーションは2月までの間、駅構内に観光ポスターを掲示したり、列車内のデジタルサイネージに動画を配信したりする。昨年12月下旬に五能線が全線で運転再開したことも受け、鯵ケ沢、深浦両町を中心とする県西海岸エリアのPRに重点的に取り組む。
上野駅では「元気!あおもり西海岸」と銘打ったキャンペーンの開幕イベントが行われ、三村申吾知事が「冬も楽しい西海岸。雪の厳しさの中で生きている喜びを肌で感じてほしい」と来県を呼びかけた。
中央改札近くでは、JR東日本青森商業開発(青森市)による「あおもり産直市」が17日までの日程でスタート。県内の製菓や海鮮などの8事業者が300点以上の特産品を取りそろえる。2月16~19日には東京駅でも物産展が行われる予定だ。