Free朝のニュースダイジェスト(12月30日)

【帰省ラッシュ、ピークに】
 年末年始を古里で過ごす人の帰省ラッシュが29日、ピークを迎えた。3年ぶりに新型コロナウイルスに伴う行動制限がなく、JR八戸駅では、久々の再会を喜ぶ家族らの姿が見られた。

 【八戸港水揚げ、75年ぶり3万トン割れ】
 2022年の八戸港の水揚げ数量は前年比35%減の2万8876トンで、75年ぶりに3万トンを下回った。資源の減少や海洋環境の変化を背景に、同港の主力であるサバ、イカ、イワシの3魚種全てが振るわず、終盤はしけにも苦しみ、記録的な不漁となった。

 【三沢漁港に過去最大重量のクロマグロ】
 三沢漁港に29日、体長約3・0メートル、重さ約285キロのクロマグロが水揚げされた。昨年水揚げされた約260キロを超え、1981年の三沢市魚市場開設以来、過去最大の重量。

 【コロナ禍で初詣、様変わり】
 今年も残りわずか。八戸市内の神社でも、初詣の受け入れ準備が着々と進んでいる。本来、三が日ににぎわうこの行事も、コロナ禍の近年は分散傾向で、神社側は対応するスタッフの人繰りに腐心。密集を避けるため、除夜の鐘を突く人もめっきり減った。疾病や緊迫化する国際情勢を背景に神棚を設ける家庭が増えるなど、世相を反映した変化も起きている。

 【鳥インフル、殺処分と埋却終了】
 三沢市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザで、青森県は29日、採卵鶏の殺処分と埋却が終了したと発表した。発生当初は1カ月以上かかると見込んでいたが、関係団体や市町村の協力で半分以下の15日間で終了した。農場敷地内の消毒など全体の防疫措置も30日に完了する見込み。

 
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