Free週間ダイジェスト(12月18~24日)

▽ブレイズ5年ぶり頂点
 アイスホッケーの第90回全日本選手権は18日、長野市ビッグハットで決勝が行われ、東北フリーブレイズがPS戦の末、ひがし北海道クレインズを4―3で下し、5年ぶり2度目の日本一に輝いた。大会最優秀選手賞には、ブレイズ最年長のベテランGK橋本三千雄(八戸市出身)が選ばれた。

 ▽むつでサーモンの養殖試験開始
 陸奥湾に面するむつ市脇野沢の蛸田漁港で19日、地区の活性化やスマート漁業推進を目指し、トラウトサーモンの養殖試験が始まった。海面いけすに放流した体長約30センチの幼魚約千尾を来年6月ごろにかけて飼育し、本格養殖に向け課題を探る。

 ▽完工目標を24年度上期に先送り
 使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の新たな完工目標時期について、日本原燃が2024年度上期とすることが20日、関係者への取材で分かった。今年9月としていた当初の完工目標から2年先送りする。原子力規制委員会による詳細設計の認可(設工認)の審査が長期化しているのが要因。

 ▽空自三沢、グローバルホークの運用開始
 航空自衛隊三沢基地で、無人偵察機グローバルホークの運用が21日に始まった。今年3月に米国から到着後、初めての飛行。挑発行動を続ける中国やロシアの動向などを踏まえ、日本周辺の警戒監視に当たる。防衛省は同基地に2機を配備しており、最終的に計3機体制にする計画だ。

 ▽インフルエンザ流行入り
 青森県は22日、県内が今冬の季節性インフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。流行入りは新型コロナウイルス流行前の2019年以来、3年ぶり。県保健衛生課は「2年間流行していなかったため、免疫が低下したことが影響したとみられる」と指摘している。

 ▽平均寿命、男女共に全国最下位
 青森県民の2020年の平均寿命が男性79・27歳、女性86・33歳で、男女共に全国最下位だったことが23日、厚生労働省のまとめで分かった。平均寿命は1965年から5年ごとに公表されており、男性は75年から10回連続、女性は2000年から5回連続でワーストだった。

 ▽五戸温泉復活
 「たんぼのゆっこ」の愛称で親しまれ、8月に54年の歴史に幕を下ろした五戸町筒口の「五戸温泉」が24日、「五戸温泉 新たんぼのゆっこ」として復活した。同日は地域住民が続々と足を運び、慣れ親しんだ湯を楽しんだ。

 
お気に入り登録