佐井村が進める「日本で最も美しい村づくり」の一環で、村民有志が生産、収穫したホップ使用のクラフトビール、２０２２年産「佐井の夕陽エール」の新ラベルお披露目会が１３日、同村の「古民家カネシチ＋（プラス）」で開かれた。ビールのラベルには、第１０回「佐井村夕陽ふぉとコンテスト」（Ｓａｉツーリズム構築推進プロジェクト協議会主催）で最優秀作品に選ばれた、白山健悦さん（おいらせ町）の作品を採用した。

　夕陽エールのラベルには、昨年からフォトコン最優秀作品を使用。今回は村内外から２０点の応募があり、有志５人で審査し賞を決めた。

　最優秀賞となった白山さんの「ビーナスたち」は、村の名勝・仏ケ浦が夕日に染まる瞬間を撮影。偶然訪れていた観光客３人と対比させ、仏ケ浦の雄大さを表現した点が評価された。

　白山さんは「仏ケ浦は他の惑星に行ったかのような景色が好きで通っている。作品がビールのラベルとなりうれしい」とコメントを寄せた。

　夕陽エールは３３０ミリリットル入りで７１０円（税込み）。同村の「なな・いち・まる」やむつ市の「まさかりプラザ」などで販売されている。

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