Free長友選手の体調支える秘けつは 専属シェフ加藤さん(階上出身)語る

長友佑都選手との出会いや自身のサポートについて語る加藤超也さん
長友佑都選手との出会いや自身のサポートについて語る加藤超也さん

八戸圏域ファンミーティング「ふるさと気分」の第15回が11日、東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」で開かれた。サッカー日本代表の長友佑都選手の専属シェフを務める加藤超也さん(38)=階上町出身=がゲストで登場し、トップアスリートを支える料理人の矜持(きょうじ)をのぞかせながら、地元の魅力について「ぜいたくな暮らしだと外に出て改めて感じる」と語った。

 長友選手がイタリアでプレーしていた2016年から食事面のサポートを務める加藤さん。ツイッターのダイレクトメッセージを送ったのがきっかけだったといい、その理由を「食でパフォーマンスが変わると啓発したい。料理人としての価値も上がると考えた時、影響力のある人を支えることでかなえられると思った」と説明した。

 「食事は作業じゃなく、本来は楽しむもの」と語り、食事の際には長友選手の要望を必ず聞いてから献立を考えると加藤さん。会場からの質問にも応じ、血糖値に気を付けたメニューや食べ方、体調管理にお薦めの食材などを紹介した。

 今夏、3年ぶりに帰省した故郷のウニやアワビといった海の幸には「自分がどれだけ新鮮な海産物を食べていたのかと思った。地元の食材はポテンシャルが高い」と太鼓判。「地元にも活動拠点があったら面白そう」と笑顔で話した。

 
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