Free原子力施設保全業務に理解 六ケ所で参入促進セミナー
青森県は14日、六ケ所村文化交流プラザ・スワニーで「原子力メンテナンス業務参入促進セミナー」を開いた。オンラインを含め県内34企業、51人が参加し、参入の可能性を探った。
セミナーは、原子力関連施設のメンテナンス業務の内容などに理解を深めてもらうのが目的で、昨年度に続き今回が2回目。
この日は、日本原燃の担当者らが同村の使用済み核燃料再処理工場の保全業務についてスライドを通して紹介。機器のメンテナンスに必要な技能や技量のほとんどが、一般的な産業と変わらないことなどを説明した。
既に参入している県内企業の事例発表も行われ、参加者が検討の参考にしていた。
県原子力立地対策課の小田桐立人課長代理は「具体的なイメージを持ってもらい、地元の雇用促進につなげていきたい」と話した。