Free13年ぶり復活「八戸支那そば」 横浜ラーメン博物館で期間限定提供

約20年ぶりに新横浜ラーメン博物館に再出店する「八戸麺道 大陸」の「八戸支那そば」(同博物館提供)
約20年ぶりに新横浜ラーメン博物館に再出店する「八戸麺道 大陸」の「八戸支那そば」(同博物館提供)

横浜市の新横浜ラーメン博物館は16日から、かつて八戸市のラーメン店「八戸麺道 大陸」=2009年に閉店=が手がけ、人気を集めた「八戸支那そば」を期間限定で提供する。来年1月9日まで。

 博物館が2000年代に取り組んだ「新ご当地ラーメン創生計画」の一環として、有名ラーメン店の協力を得て誕生した八戸支那そば。02年3月から約1年間にわたって館内で出店した際は、連日長い行列ができるほど好評だった。

 翌年には八戸でもオープンしたが、6年ほどで惜しまれつつ閉店。今回は、博物館の新たなプロジェクト「あの銘店をもう一度」で復活が決定した。

 八戸支那そばは「いつかどこかで食べた懐かしさ」がコンセプトで、郷土料理「ひっつみ」をヒントにした手もみの太麺を採用。しょうゆの味のスープには、シャモロックや干しイカなど青森県内の食材を使った。

 博物館は「復活は13年ぶり、館内での出店は20年ぶり。“幻の味”を多くの人に楽しんでもらいたい」としている。

 
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