Free週間ダイジェスト(12月4~9日)

▽郷土芸能共演、節目彩る
 東北新幹線八戸開業20周年を記念したメインイベント最終日の4日、八戸駅西口周辺では、八戸三社大祭と八戸えんぶりが共演する「はちのへ郷土芸能パレード」が開かれた。自慢の山車や摺(す)り、お囃子(はやし)が披露され、地元を代表する祭りが節目の年を彩った。

 ▽大間高、全国募集へ
 大間町は5日、町内の青森県立大間高で、県外から入学生を受け入れる全国募集を2024年度入試から導入する方針を明らかにした。年内にも県教委に申請する。実現すれば県内5校目となる。町によると、受け入れるのは1学年につき3人。町内の教職員住宅や借り上げ民家への下宿を想定しているという。

 ▽「金」の演技再び
 フィギュアスケート男子で、14年ソチと18年平昌(ピョンチャン)の両冬季五輪を連覇し、7月にプロ転向した羽生結弦さんによる単独アイスショー「プロローグ」の八戸公演は5日、八戸市のフラット八戸で最終日を迎えた。会場を埋めた約3千人の観客はスタンディングオベーションでたたえた。

 ▽木ノ下小学区に郵便局
 居住人口が急増するおいらせ町北部の木ノ下小学校区に24年春、郵便局が新設されることが6日、町などへの取材で分かった。町立北公民館の敷地内が候補地。簡易局を含めると町内5局目となる。住民らからは10年以上前から新たな郵便局の開設を求める声が上がっていた。

 ▽サバ200トン超水揚げ
 八戸港に7日、大中型巻き網船団が宮城県の金華山沖で漁獲したサバ215トンが水揚げされた。八戸沖で記録的な不漁が続いているサバ。サイズは小ぶり主体だったものの、久々にまとまった量が上場され、ハマは活気付いた。

 ▽南部アカマツ活用促進を
 青森県は8日、八戸市南郷で、北奥羽地方産の高級建材「南部アカマツ」の活用促進をテーマにした現地検討会を開いた。外材との競合や松食い虫被害といった課題を抱える中、出席者がアカマツ林での伐採作業の視察と意見交換会を通じ、需要拡大の可能性を探った。

 ▽春、秋地区予選実施せず
 青森県高野連は9日、青森市で定例理事会を開き、23年度の春季、秋季高校野球県大会について、県内各地区での予選を行わず、全県大会として実施することを決めた。加盟校の減少に伴い、県大会に出場する各地区の代表枠の調整が困難となっていることや、大会運営の負担軽減を理由としている。

 
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