Free「三沢ほっき丼」食べに来て 市内24店、3日から提供
三沢市の冬限定メニュー「三沢ほっき丼」の提供が12月3日、市内の飲食店24店舗でスタートする。30日は市役所で決起集会が開かれ、地場産ホッキガイの知名度向上と消費拡大に向け、参加者が気勢を上げた。ほっき丼の提供は来年3月31日まで。
ほっき丼は三沢産のホッキガイを使うことのみが条件で、取り組みは15年目。ホッキガイを煮たり、炒めたり、揚げたりと各店がオリジナルの調理方法で提供する。昨年度は約9500食を売り上げ、冬の風物詩として定着しつつある。
決起集会では、小桧山吉紀市長が「三沢のホッキガイはミネラルが豊富で弾力がある。さらに認知されるよう周知に努める」と強調。提供する店の関係者らが「頑張ろう」と拳を突き上げ意気込んだ。
2年ぶりに参加するレストラン「Bistro&Bar North40―40」は、ホッキガイとナガイモ、ゴボウを使い、チーズ風味とトマト風味の2色リゾットを考案。工藤真奈美支配人(48)は「リゾットにすることでホッキガイの食感や甘みが増す。コロナ禍で苦しむ飲食店が活気づけば」と願った。
期間中は「三沢基地空自空上(からあ)げ」とのコラボ企画を展開。ほっき丼か空自空上げを食べ、シールを三つ集めて応募すると参加店で使える飲食券などが抽選で当たる。
問い合わせは三沢市ほっき料理会事務局(市産業観光課)=電話0176(53)5111=へ。
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