サッカーワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会日本代表の柴崎岳選手（３０）＝野辺地町出身、レガネス＝を激励しようと、母校の町立野辺地小は２８日、「エールを送る会」を開いた。在校生らが校舎に掲げた横断幕前に立ち、日の丸を背負って大舞台で戦う先輩に熱い声援を送った。

　同校は２５日に「柴崎岳先輩　がんばれ！！」と記された縦６０センチ、横５メートルの横断幕を設置した。エールを送る会には４、５年生約７０人が参加。５年の亀田隼汰君が「次のスペイン戦はぜひ先発して頑張ってほしい」とあいさつし、全員で「応援しています」などと声を合わせた。

　野辺地サッカークラブに所属する５年の藏川誉君は「柴崎選手はスペインのチームにいて相手を知っていると思うので力を発揮してくれそう。得点につながるロングパスを見てみたい」と期待していた。