Free命が元気になる行動を 八戸・田面木小で腰塚さん講演
八戸市立田面木小(高山一雄校長)は10日、元中学校教諭で講演家の腰塚勇人さんを招き、同校体育館で命や夢の大切さについて学ぶ講演会を開いた。腰塚さんは全校児童182人に「夢があるから頑張ることができる。自分と周りの夢を応援し、命が元気になる行動をしてほしい」と呼びかけた。
保健体育の教師だった腰塚さんはスキー事故で頸椎(けいつい)を骨折し全身まひとなった。一度は絶望したものの、リハビリ生活を乗り越え、職場復帰を果たした。現在は当時の経験を基に全国各地の学校で講演を行っている。
「命の授業~ドリー夢メーカーと今を生きる~」と題して講演。腰塚さんは自分のことを励まし、夢を応援してくれる人を表す自身の造語「ドリー夢メーカー」について紹介。「つらいときの一歩は誰かに相談してもいい。自分も誰かのドリー夢メーカーになれるようにしてほしい」と述べた。
腰塚さんは同小学校のほか、市内の5小中学校でも講演した。