Free朝のニュースダイジェスト(11月17日)
【建物内にプール集約、財源確保に課題】
八戸市体育館の建て替え計画で、有識者委員会が審議していた基本構想案が16日にまとまり、規模や機能の方向性が固まった。アリーナ部分は現行の約2倍に拡張し、建物内に水泳プールを集約する。財源確保のめどは立っておらず、整備スケジュールは未定。市財政に余裕がなく、建設資材も高騰する中、国から補助率の高い有利な財源を引き出せるかが今後の焦点となる。
【はまなす亭にゲストハウス】
洋野町の飲食店「はまなす亭」敷地内に19日、「ゲストハウスはまなす亭」がオープンする。1人、2人、4人相部屋の全5部屋を整備。宿泊施設の開所により、旅館業を通じた観光振興を実現させたい考えだ。
【柴崎選手、きみがらスリッパでW杯に】
サッカー日本代表の柴崎岳選手(30)=野辺地町出身、レガネス=が、20日に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で、十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」の模様をあしらったスパイクでピッチに立つ。世界の舞台で伝統文化を発信。柴崎選手は「地元で長く培われている文化が残り続けてほしいと強く感じる。これを履いてプレーし、サッカー選手としての価値や能力も高めていきたい」と意気込んでいる。
【階上であられ】
階上町で16日、直径約3ミリのあられが降った。この日は朝から小雨がぱらつく天候。雨粒から変わったあられは午後1時半ごろから5分間にわたって降り、畑や車の上に白く積もったが、すぐに溶けて消えた。
【18年連続で全国ワースト】
2021年にがんで死亡した青森県の75歳未満の割合「75歳未満年齢調整死亡率」(人口10万人当たり)は86・9人(前年比0・7人減)で、18年連続で全国ワーストだったことが16日までに国立がん研究センター(東京)のまとめで分かった。