Freeむつ市がドローン部隊結成 災害時に活用、職員有志が訓練
ドローンを災害時の迅速な情報収集などに活用しよう―と、むつ市が職員有志によるドローンパイロット部隊「Swan Wings(スワンウイングス)」を結成した。メンバーは訓練を積み、本年度中の国家資格取得を目指す。
市は、昨夏の豪雨災害や5月の大規模な林野火災を受け、所有するドローン1機に加え、新たに4機を導入。災害時の柔軟な飛行体制を構築するため、部署や肩書に関わりなく、パイロットを募った。
スワンウイングスは19部署の計28人で構成。6年前からドローンの飛行を担当してきた藤島純デジタル行政推進監が講師となり、育成に当たる。
14日は、同市真砂町の「ウェルネスはらっぱる」で操作の訓練が行われ、メンバー5人がレクチャーを受けた。
参加した防災安全課の宮下由芙子さん(38)は、「スムーズに機体を操作するにはもう少し練習が必要と感じた。市の防災のために技術を高めていきたい」と話した。
宮下宗一郎市長は「ドローンの運用で減災や被害軽減につなげるとともに、上空からの映像を観光振興にも活用していきたい」と展望を語った。
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