FreeE2系「はやて」特別運行へ 八戸開業20周年、王林さんが一日駅長
東北新幹線八戸開業20周年を記念し、JR東日本盛岡支社は12月3日、開業当時に「はやて」の呼び名で親しまれたE2系車両を特別運行する。東京発八戸着の団体専用臨時列車で、八戸駅で車体撮影会も開かれる。同日は弘前市出身のタレント王林さんが一日駅長に就任し、節目の年を盛り上げる。
13日、関連事業実行委員会が、12月3、4日に八戸駅周辺で行うイベントの概要を発表した。
臨時列車は東京駅を午前7時28分に出発し、同11時22分に八戸駅に到着予定。約700人の乗車を見込む。団体専用の旅行商品として、「JR東日本びゅうツーリズム&セールス」「阪急交通社」「JTBメディアリテーリング」で順次発売する。
車内では乗務員のトークショーや観光PRのほか、仙台―盛岡間で八戸えんぶりと盛岡さんさ踊りが披露される。記念乗車証やグッズ配布などの特典もある。車体撮影会は八戸駅新幹線ホームで臨時列車到着後、1時間程度開かれる。
記念イベントは3、4日、八戸駅東西自由通路の特設ステージをメイン会場に実施する。一日駅長を務める王林さんはステージイベントにも出演予定。八戸駅西口と「フラット八戸」間では、八戸三社大祭の山車と八戸えんぶりが共演する「はちのへ郷土芸能パレード」を開催し、駅周辺が一体となって祝う。
このほか、青い森鉄道目時―八戸間も開業20周年を迎えることから、3日は剣吉駅、三戸駅でもイベントを開催する。