青森県立八戸高（谷地村克久校長）は１６日、同校で文化講演会を開いた。共に卒業生で、五戸町出身の姉妹クリエーター「東京ハイジ」の２人が講師を務め、興味があることに迷わず挑戦することの大切さを後輩に伝えた。

　東京ハイジは、脚本と音楽を担当するササキトモコさん（３９回生）と、イラスト担当のササキワカバさん（４５回生）によるユニット。子どもが楽しめる動画作りを目指し、ユーチューブ「東京ハイジチャンネル」を中心に発表。同町のＰＲ動画「五戸のおんこちゃん」も制作した。

　２人は、勉強以外にも熱心に打ち込んだ音楽やイラスト、ゲームが自分たちの現在を形づくったと説明。東京に憧れた自分たちの活動が、最終的に地元の貢献につながったエピソードも紹介した。

　ワカバさんは「やりたいと思ったものが見つかったとき、そこに迷わず進んでほしい」とエールを送った。

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