Free手足口病の流行警報発令 八戸市、三戸地方保健所管内

八戸市保健所は26日、同市と三戸地方保健所管内に手足口病の流行「警報」を発令した。定点把握をしている1医療機関当たりの1週間(12~18日)の患者報告数が6・3人となり、基準値の5人を上回ったため。市保健所によると、警報の発令は2019年以来。

 県内ではむつ、青森市、東地方、弘前、五所川原の各保健所管内でも警報が発令されている。上十三管内の定点当たり報告数も4・67人と基準値に近づいている。

 八戸市保健所によると、手足口病は夏を中心に流行し、特に5歳以下の乳幼児がかかりやすいとされる。口の中や手足に水疱(すいほう)性の発疹が出るのが特徴で、発熱することもある。

 飛沫(ひまつ)や排便が感染経路となることが多いため、市保健予防課は▽特におむつ交換後の手洗いの徹底▽手洗い後のタオルの共用を避ける―などの対策を呼びかけている。

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