Free【トップインタビュー】三浦建設工業・三浦隆宏代表取締役社長/鉄骨工事で地域貢献へ
地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを順次紹介する。
―事業内容は。
大型建築物の鉄骨工事をメインに事業を手がけ、八戸市内では市美術館やマチニワ、市立市民病院など、市民の多くに利用されている建築物に携わっている。ここ数年の売上高は50億円超えとなっている。取引先は東京や仙台、地元企業と多様化しており、東北でも有数の鋼構造物工事業者として、確固たる地位を築いている。
―業界の現状は
円安やロシアのウクライナ侵攻により、資材が著しく高騰している。首都圏では再開発工事が旺盛だが、地方では仕事の動きが鈍くなっている。今後、この状況が好転するのかはまだ見通せず、注視していく必要がある。
―仕事のやりがいは。
自分たちが頑張って造ったものが、その街に残るのがやりがいとして大きい。それが地域貢献にもつながり、街の発展にも結びつくことが喜びでもある。
―人材育成に向けた取り組みは。
仕事をする上で必要となる、さまざまな資格の取得を積極的に進めている。先輩社員の指導もあるが、やはり個人としての知識が重要になる場面が多い。それぞれがスキルアップを図ることは、会社の成長においても欠かせないと考えている。
―求める人材は。
仕事は個々ですることが主となるが、連携しながら業務を進める場面も多いため、コミュニケーション能力は最も重要となる。明るく元気に人と接してもらい、会社を盛り上げてもらいたい。難しい知識も必要となるが、思い切ってチャレンジしてほしい。