Free【トップインタビュー】穂積建設・石亀晶丈代表取締役社長/次世代につなぐ土木建築
地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを順次紹介する。
―事業内容は。
土木建築業として事業を展開している。建物や道路、橋などの新設やメンテナンス、自社作業船を活用した港湾工事などさまざまな社会インフラを守る仕事も行っている。冬場には道路の除雪作業を実施し、東日本大震災の際には災害復旧にも携わった。
―仕事のやりがいは。
八戸市内のYSアリーナ八戸やマチニワのほか、三陸沿岸道路など、多くの人が目にし、利用する物の建設に関わってきた。子どもや孫たちの世代にも残る物を自分の手で作れることが魅力であり、われわれのやりがいにもつながっている。
―働き方改革、人材育成の取り組みは。
週休2日を推進し、仕事のメリハリをつけることで残業を減らすことができた。社員からは「自宅でゆっくりし、リフレッシュする時間が増えた」という声も多い。技術職にも女性が増えた。働きやすい環境づくりをさらに進めていく。各種資格の取得に向けて費用や宿泊代、研修費用を支援している。勉強時間の確保も促し、社内全体で資格取得を応援するような体制としている。
―求める人材は。
素直さ、真面目さがこれから社会人になる人にとっては大事になる。学校では学べないことが多くあり、素直な気持ちで受け入れ、常にチャレンジをしてもらいたい。
―今後の展望は。
建物も土木もそうだが、やはり基礎部分が重要。会社としても着実に一つずつ事業を進めていき、多くの人に満足してもらえる仕事をこれからも目指していく。