女性の活躍を応援するセミナー「奥入瀬サミット２０２２」（奥入瀬サミットの会主催）が２４日、十和田市の奥入瀬森のホテルで開幕した。初日は講演や交流会を通じ、参加者約６０人が自分らしく、幸福に生きるためのヒントを探った。

　サミットは１２年から実施。２０、２１年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり、対面開催は３年ぶりとなった。

　「Ｒｅｆｒａｍｉｎｇ（リフレーミング）―マイナスからプラスへ―」がテーマ。セミナーでは、日本女子大名誉教授で現代女性キャリア研究所特任研究員の大沢真知子さんと、ホテルのアメニティー販売や開業支援などを手掛けるイヴレス（東京）代表取締役ＣＥＯの山川景子さんが講演した。

　このうち山川さんは、自身の歩みを振り返りながら、分岐点の乗り越え方などを紹介。幸福な人生の歩み方は、現在の自分に満足せずに挑戦し続けること―と強調し「世の中にはいろんな愚痴があると思うが、自分が変わらなければ何も変わらない」と訴えた。

　その後の交流会や情報交換会では、より良い人生を送る方策を探り、講師と参加者が意見を交わした。

　最終日の２５日は、同会場で車座でのトークセッションなどを行う。

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