青森県「攻めの農林水産業」推進本部は１６日、台風１４号接近に関する臨時農業生産情報を出した。２０日ごろ北日本に接近する見込みで、進路によっては暴風や大雨となる恐れがあるとし、被害の未然防止と軽減に努めるよう呼びかけた。

　ほ場や施設周辺の排水対策を徹底し、ハウスの支柱など資材を補強する。水稲は刈り取り可能なほ場は速やかに行い、できない場合は水尻を開け、排水する。

　事後対策では、浸水・冠水したほ場や園地で、明きょやポンプで速やかに排水する。ぬかるんだ土壌では転倒や車両の横滑りなど農作業事故防止に努める。