Free見て食べて、みなぎる熱気 十和田市秋まつり開幕
十和田市秋まつりが10日、同市官庁街通り周辺で3年ぶりに開幕した。豪華絢爛(けんらん)な山車の展示や多彩なステージイベントが行われ、開催を待ちわびた大勢の市民の熱気に包まれている。11日まで。
市、十和田商工会議所、同市版DMO(観光地域づくり推進法人)十和田奥入瀬観光機構が主催する。開会セレモニーで、小山田久市長は「2年間、新型コロナウイルスで開催できなかった祭りを大いに楽しんでほしい」と呼びかけた。
山車の合同運行は取りやめたが、官庁街通りでは、新型コロナ前に参加していた19団体のうち、七つの町内会が制作した豪華な山車が並んでいる。各山車では軽快なお囃子(はやし)の演奏が繰り広げられた。
初日のステージは、十和田囃子の競演会、三本木小唄踊り、同市出身のタレントりんごちゃんのものまねライブなどが行われ、観衆を楽しませた。
地元の飲食店など23団体と、十和田青空商店組合の屋台が並ぶ露店エリアもにぎわいをみせている。
最終日は午前10時~午後4時。感染対策のため、会場に入る際は入り口で検温や連絡先などの提出が必要。