Free迫力の航空機、間近に 海自八戸で基地祭
八戸市河原木の海上自衛隊八戸航空基地で10日、八戸航空基地祭が開かれた。訪れた市民らが、一般開放された基地内で航空機の展示や飛行などを楽しみ、自衛隊の活動に理解を深めた。
開隊65周年記念行事として実施。基地祭の開催は3年ぶりで、新型コロナウイルス対策で来場者は事前応募制とした。
式典には約600人が出席。髙田哲哉第2航空群司令が「開隊以来、地域の協力を得ながら国内外での防衛警備や、東日本大震災対応などの任務を完遂してきた」とあいさつした。
海自のP3C哨戒機や航空自衛隊のF15戦闘機などが展示飛行を行い、会場を沸かせた。地上展示では、海自のUS2救難飛行艇やP1哨戒機、陸上自衛隊のヘリコプターUH1などが並び、愛好家や家族連れらが写真撮影するなどして楽しんだほか、海自大湊音楽隊の演奏会も注目を集めた。
家族で訪れた大和山真太朗君(7)=市立島守小2年=は「自由研究でも飛行機について調べた。F15や飛行艇は迫力があって、すごかった」と笑顔だった。