Free息を合わせて前進 シーカヤックの魅力満喫 野田で体験乗船
野田村トレイル振興会(佐藤仁昭会長)は4日、同村の玉川漁港でシーカヤックの体験乗船を実施した。同村などの小学生から大人まで13人が参加。基本的な乗り方を学び、マリンスポーツの魅力を体感した。
新型コロナウイルス禍でも楽しめる観光アクティビティとしてシーカヤックの定着を図ろうと、昨年度から実施。村内を通る「みちのく潮風トレイル」の利用促進も兼ねている。
参加者は2人1組になってシーカヤックに乗り込むと、息を合わせてパドルを動かして前進した。北三陸OUTDOORS(八戸市)の大津貴規代表からアドバイスを受けながら、漁港内を1時間ほどゆっくりと周回した。
村立野田小3年の外舘成(なる)君(8)は父隆夫さん(37)と共に参加。シーカヤックに乗るのは初めてだったが、終了後に「最初はぐらぐらしていたけど、こつをつかんで前に進むことができた」と笑顔を見せた。
また、近くの玉川海岸では清掃活動が行われた。参加者が浜辺に打ち上げられたペットボトルなどのごみを拾い集め、三陸復興国立公園の美しい景観を守る意識を高めた。
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