Free【トップインタビュー】サン・コンピュータ・三浦克之代表取締役社長/和をなし団結力を持って
地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを順次紹介する。
―事業内容は。
ソフトウエアの設計開発やネットワークの構築、コンピューター機器の販売などを手がけている。地元企業のほか、青森県、八戸市といった自治体、関東方面だと清水建設や大林組といった大手ゼネコンとも取引させていただいている。社是は「親和創造」。和をなして団結力を持って仕事をし、経営理念の一つに掲げる「明るい夢の実現集団」を目指している。
―求める人材は。
人の話を聞ける素直な人。新しい技術を次から次へと身に付けることが求められる業界なので、常に勉強が必要となる。それを楽しめる前向きな人を募りたい。人材育成には力を入れており、社員が学びたい分野を勉強できるようオンライン研修も充実させている。
―社員の待遇は。
会社の利益を社員に還元することを心がけており、労働分配率は65%程度に設定している。頑張れば利益が給料として社員に戻ることで、モチベーションの向上につながっていると思う。年によっては誕生月手当などもサプライズで支給している。
―今後の経営戦略は。
新型コロナウイルス下で働き方が変わった。ウェブ会議システムを使って営業できる環境ができ、良い商材があれば全国に展開できる。 当社では、スマートフォンを使って飲食店への入店を促したり、ドリンクラリーができるアプリを昔から販売したりしており、関東圏での採用実績や他県からの問い合わせも増えている。自社独自のシステムをパッケージ化して全国に売っていきたい。