Free新鮮なシラウオ、ワカサギ次々と 東北町の小川原湖、秋漁解禁
東北町の小川原湖で1日、シラウオとワカサギの秋漁が解禁された。初日は小川原湖漁協(濱田正隆組合長)所属の10隻が出漁。シラウオ300キロ、ワカサギ676キロを水揚げした。
小川原湖は、シラウオとワカサギ漁で全国一の漁獲量を誇る。時折、強い雨が降った解禁日、漁師たちは円を描くように巻き網を投じ、白く輝くシラウオや新鮮なワカサギを次々と引き上げた。1キロ当たりの平均取引価格は、シラウオ1638円、ワカサギ579円だった。
この日は、長久保耕治町長が競り場を訪れ、取れたてのシラウオを試食。「うま味、甘みは他の魚と別次元」と太鼓判を押し「ぜひ町に足を運んで味わってほしい」とPRした。
初競りを見届けた濱田組合長は「(シラウオの)サイズは近年では非常にいい。大漁という状況に進んでいくと期待している」と話した。
漁は来年3月15日まで。