Free【トップインタビュー】アットマーク・山本長代表取締役/人、笑顔、未来をつなげる
地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを順次紹介する。
―事業内容は。
2000年にモバイル事業でスタートして以来、多角化を進めてきた。現在は八戸市内で「auショップ」を2店舗運営するモバイル事業、家の購入を総合的にサポートする住宅事業、求職者と企業をマッチングする人材紹介のHR(ヒューマン・リソース)事業の三つを手がけている。
住宅事業の「おうちの相談窓口」は市内に1店舗と仙台市に2店舗あり、21年10月には盛岡市にイオンモール盛岡前潟店が新規オープンした。
―経営理念は。
「人と繋(つな)がり、笑顔に繋げる、未来へと繋げる」。三つの事業でそれぞれ扱っている商材は違うが、お客さまの声を聞き、その人に応じた提案をする点で共通している。働き方の根底は経営理念に基づいている。
―求める人材は。
何のために仕事をするかを考えた時に「楽しむために仕事をしている」と決めている人。同じ仕事をしても嫌々するのと楽しむのでは、楽しんだ方が良い。決めることで楽しみや喜びを見つける。
―人材育成の取り組みは。
当社で働く上で、従業員が自分たちの人生の将来像を描きやすい会社にしたい。モバイル事業は20~30代の若い人が多い。そこで経験を積み、培った経験を生かして住宅やHRへステップアップしていくスタッフもいる。
―今後の展望は。
会社の発展には従業員の成長が欠かせない。その上で次の展開が考えられるが、地域のお客さまに対してさまざまなサービスを提供するため、可能であれば新たな事業を開拓していきたい。