Free9月に「黒にんにくサミット」 田子、2年ぶり開催
青森県黒にんにく協会(柏崎進一理事長)とNPO法人黒にんにく国際会議(同)は9月6日、田子町のタプコピアンプラザホールで「第6回世界黒にんにくサミット」を開く。今年は田子町でニンニクの生産が始まって60年の節目に当たる。柏崎理事長は「商品のラインナップもどんどん増えている。おいしさと健康への効果を発信していきたい」と意気込んでいる。
サミットは昨年、新型コロナウイルスの感染拡大で中止したため、2年ぶりの開催となる。黒にんにくに含まれる血圧を下げる働きがある「GABA(ギャバ)」などの機能性成分に関する研究報告のほか、海外の料理人や生産者をリモートでつなぎ、黒にんにくの魅力を語り合う。
25日は同協会の会員と田子町の福田博実副町長が県庁を訪問。福田副町長は「還暦の節目にサミットが開かれるのは生産者の励みになる。田子にんにくをさらに発信したい」とPR。三村申吾知事は「良品を黒にんにくに加工することで所得向上につながるように、連携して取り組んでいきたい」と述べた。