Free八戸出身者がメインキャスト 南部弁のせりふも びすとろ座が喜歌劇上演

舞踏会のワンシーン
舞踏会のワンシーン

オペラグループ「びすとろ座」は11日、八戸市公会堂で喜歌劇「こうもり」を上演した。首都圏で活躍する同市出身のオペラ歌手や舞台俳優4人がメインキャストを務め、本格的な歌唱と音楽の生演奏を含む華やかな舞台で、観客を魅了した。

 「こうもり」は、ヨハン・シュトラウス2世作曲の全3幕のオペレッタ。友人のアイゼンシュタインに恥をかかされたファルケ博士が、彼への仕返しを企てる物語。メインキャストは座長の上田誠司さんをはじめ、櫻井太郎さん、松井永太郎さん、泉萌子さん。

 舞台はオリジナルの日本語上演で、登場人物が南部弁を話したり、地元の地酒や新聞を小道具に持ち込んだりし、八戸要素満載の演出に会場は何度も笑い声に包まれた。

 舞踏会の場面では、八戸東高表現科の生徒や同市のマスコットキャラクター「いかずきんズ」が登場して場を盛り上げた。

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