お盆休みを古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが１１日、本格化した。新型コロナウイルスの流行「第７波」が続く中でも行動制限がないお盆期間。ＪＲ八戸駅では、新幹線が到着するたびに「お帰り」などの声が響き、帰省客や再会を喜ぶ家族らでにぎわった。

　東京都の会社員清水貴雅さん（３５）は、妻の実家がある三沢市に帰省。「お盆は家族と一緒にゆっくり過ごす。全国で新型コロナが広がっているので気を付けたい」と話した。

　この日、八戸圏域連携中枢都市圏を形成する八戸市など８市町村は、八戸駅で「ふるさとＰＲ」を展開。帰省客らは、出迎えたマスコットキャラクターの「いかずきんズ」や「１１ぴきのねこ」らと写真撮影するなどして楽しんだ。

　ＪＲ東日本によると、同日の東北新幹線下り「はやぶさ」の乗車率は約８０％。Ｕターンのピークは１４日の見通しという。

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